国家統計局は今日、2019年4月の70の大中都市の商品住宅販売価格の変動状況の統計データを発表した。これについて、国家統計局都市司高級統計士の劉建偉氏が解読した。
 
一、一線都市の新築分譲住宅と中古住宅の販売価格の前月比の上昇幅はいずれもやや拡大している。二線都市の新築商品住宅の販売価格の上昇幅が拡大し、中古住宅の上昇幅が下落した。三線都市の新築商品住宅販売価格の上昇幅は下落し、中古住宅の上昇幅はわずかに拡大した
 
4月、各地は都市施策、一城一策、都市政府の主体的責任による長期的かつ効果的なコントロールメカニズムをさらに実行に移し、不動産市場は基本的に安定した態勢を継続している。4つの一線都市の新築商品住宅の販売価格は前月比0.6%上昇し、上昇幅は前月比0.4ポイント拡大した。そのうち：北京、上海、広州、深センはそれぞれ0.5%、0.3%、1.1%、0.4%上昇した。中古住宅の販売価格は前月比0.4%上昇し、上昇幅は前月比0.1ポイント拡大した。そのうち：北京、上海、深センはそれぞれ0.6%、0.5%、1.1%上昇し、広州は0.4%下落した。31の二線都市の新築商品住宅の販売価格は前月比0.8%上昇し、上昇幅は前月比0.2ポイント拡大した。中古住宅の販売価格は0.6%上昇し、上昇幅は0.6ポイント下落した。35の三線都市の新築商品住宅の販売価格は前月比0.5%上昇し、上昇幅は前月比0.2ポイント下落した。中古住宅の販売価格は0.6%上昇し、上昇幅は0.1ポイント拡大した。
 
二、一二線都市の新築分譲住宅と中古住宅の販売価格は前年同期比で上昇幅がやや拡大した。三線都市の新築商品住宅の販売価格は前年同期比で上昇幅が下落し、中古住宅の上昇幅は前月と同じだった
 
4月、一線都市の新築商品住宅の販売価格は前年同期比4.7%上昇し、上昇幅は前月比0.5ポイント拡大した。中古住宅の販売価格は0.8%上昇し、上昇幅は0.3ポイント拡大した。二線都市の新築分譲住宅と中古住宅の販売価格は前年同期比それぞれ12.3%と8.3%上昇し、上昇幅はいずれも前月比0.1ポイント拡大した。三線都市の新築商品住宅の販売価格は前年同期比11.3%上昇し、上昇幅は前月比0.1ポイント下落した。中古住宅の販売価格は8.4%上昇し、上昇幅は前月と同じだった。